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赤松が涙の引退試合「僕は幸せ者です」号泣の菊池涼から花束

 菊池涼(右)から花束を受け取り笑顔を見せる赤松(撮影・飯室逸平)
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 「広島1-4中日」(27日、マツダスタジアム)

 広島・赤松が引退試合に登場した。3点ビハインドの九回、鯉党の大歓声に迎えられ、中堅の守備に就いた。

 この回守備機会は訪れなかったが、笑顔でベンチに下がった。

 試合後の引退セレモニーではマイクの前に立ち、涙であいさつ。「僕は幸せ者です。成績もあまり残せていませんが、このようなセレモニーをしていただき、感謝しかありません」と頭を下げた。

 16年オフに胃がんが見つかり、闘病生活を経て、グラウンドに戻った。「25年ぶりに優勝した2016年、最高のシーズンを終えた年末に、病気が見つかりました。最高の気持ちから一転、どん底に落とされました。本当にどん底でした。こんなにも好きな野球ができなくなると、正直、何度もあきらめかけました。しかし、そんなことに勇気、元気を与えて暮れたのは家族、チームメート、全国から送られてくる折り鶴、手紙などの応援でした」

 家族、ファンへの感謝を伝え、涙を流した赤松。「全国から送られてくる手紙のなかには、つらい治療に耐えている人達がいます。つらいのは僕だけじゃない。そう思い、1軍の試合を目指していましたが、引退試合となってしまい、すみません。しかし、少しでも元気にいてくれたら本望です」と顔を上げると、ファンから大きな拍手が沸き起こった。

 スピーチ後は菊池涼が花束を渡し、互いに涙を流して抱き合った。最後は胴上げも行われ、背番号38の現役生活が幕を閉じた。

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