野村&床田スタンバイ 27日・中日戦は鯉投一丸!総力戦 状態次第で大瀬良も

 キャッチボールをする野村(撮影・飯室逸平)
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 広島は全員でCS出場を目指す。佐々岡真司投手コーチ(52)は25日、投手陣を総動員して27日の中日戦(マツダ)で白星をつかみ取ると宣言。野村と床田が中継ぎ待機。コンディション次第で、大瀬良もベンチメンバーに入れる構えだ。

 勝利すれば日本一への挑戦権を得られる。リーグ4連覇こそ逃したものの、3位死守はチームの至上命題だ。佐々岡投手コーチは「あと1試合、総力戦で。今いるメンバーでやるしかない」と力を込めた。

 先発はジョンソンが濃厚だ。日程的に野村も可能だが、先発前のルーティンとしている登板2日前のブルペン投球を見送った。助っ人左腕は現在、リーグトップの防御率2・46。対中日に限れば0・86を誇る。その安定感にチームは期待した。

 野村と床田は中継ぎ待機する。床田は前回23日の中日戦でもブルペンで出番を待った。「投げさせてもらえることがうれしい」。中村恭が出場選手登録を抹消中。助っ人交代後、大島や高橋など左の好打者のときに起用されそうだ。

 第2先発として控える野村に加え、大瀬良も26日の状態次第で準備する可能性がある。中継ぎを前倒し起用した場合は、長い回を投げられる大瀬良の存在は頼もしい。右腕は「どちらでも(中継ぎとCSでの先発)いけるように準備したい」と前を向いた。

 山あり谷ありのシーズンを戦い抜いてきた。143試合を白星で終えることが大きな報いとなる。一丸で戦い抜く。

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