広島“魔の五回”先発・野村がつかまる 巨人に逆転負けで6・5差

 5回、亀井義行に適時打を浴び、うなだれる広島・野村祐輔(中央)
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 「巨人6-2広島」(28日、東京ドーム)

 広島は先発の野村が五回につかまり、逆転負けを喫した。勝てば巨人の優勝マジックを消滅させられる可能性もあったが、反対に優勝に1歩前進されてしまった。首位とのゲーム差も6・5に広がった。

 序盤はペースを握っていた。初回に菊池涼が11号ソロ。三回に西川が14号ソロを放ち、2点差をつけた。

 しかし五回、ここまで4四球を出しながら粘っていた野村が崩れた。亀井に適時打、続く坂本勇に33号逆転2ランを許した。なおも、2死走者なしで岡本にも25号ソロを打たれた。

 野村は5回4失点で降板。敗戦投手となり5敗目(6勝)を喫した。

 巨人は六回に亀井に12号2ランが出てリードを広げた。先発の菅野は7回2失点で11勝目(5敗)。

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