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10連勝逃すも…6点差から見せたカープのド執念 西川弾&松山弾で驚異の追い上げ

 8回、ソロを放つ西川(撮影・棚橋慶太)
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 「巨人8-5広島」(30日、東京ドーム)

 破竹の快進撃が止まった。敵地・東京ドームで首位・巨人に屈し、連勝は9でストップ。敵将の原監督に通算1000勝を献上したが、八回に西川龍馬内野手(24)と松山竜平外野手(33)に一発が飛び出すなど、驚異の粘り腰を発揮。巨人とのゲーム差は「6」に広がったが、この敗戦は未来につながる。

 連勝は9で止まったが、最後まで巨人に追いすがった。3点を追う九回2死。西川がデラロサの155キロを捉え、左中間を深々と破った。今季初の4安打。三塁打が出れば自身初のサイクル安打だったが「全然知らなかった。ベースに行った時に気づきました。明日につながればいいですね」と悔しさを押し殺して、前を向いた。

 大敗ムードを変えたのもリードオフマンの一発だった。6点ビハインドの八回先頭で山口の直球を強振。「前のポイントでしっかり強くたたくことができました」。バックスクリーン右へ2試合ぶりの9号ソロを突き刺し、今季4度目の猛打賞。山口とは8打数6安打の好相性だ。

 さらにバティスタ、鈴木がつないだ1死一、二塁の好機。松山が右翼席へ4月11日・ヤクルト戦以来の3号3ランで、2点差まで追い上げた。

 「3打席目まで合っていなかったので、初球からしっかり合わせていこうと思っていた。打撃の状態はいいので続けていきたいです」

 八回の猛攻に象徴されるように、打線は活発だ。西川は後半戦だけで3本の先頭打者弾を含む4本塁打、10試合連続安打と1番の仕事を全うしている。5番に定着した松山も気温の上昇と共に調子を上げてきた。今季は頭部死球の影響などで打撃不振に陥ったが、後半戦は打率・326と本来の姿を取り戻している。

 今季2度目の10連勝は幻と消え、首位・巨人とは6ゲーム差に開いた。浮き沈みが激しく、2カ月連続の負け越しも決定した。それでも緒方監督は、終盤の打線の粘りを「もちろん、もちろん」と評価した。

 巨人追走へこれ以上、離されたくはない。松山は「これからは僕がやっていかないといけない」とベテランの自覚をにじませ「粘り強くできたのもある。あと2つ絶対勝てるようにしたい」とナインの思いを代弁した。8月の大反攻劇へ、2戦目は必ず白星をもぎ取る。

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