大瀬良4連覇の灯消さない 19日巨人・菅野とエース対決 自力V消滅阻止だ

 広島・大瀬良大地投手(28)が18日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で、投手指名練習に参加した。先発する19日・巨人戦(マツダ)は菅野とのエース対決。敗れると自力優勝の可能性が消滅する一戦で、エースが意地を見せる。

 強い雨が室内の屋根を激しくたたく中、大瀬良は黙々とメニューをこなしていった。キャッチボール、立ち投げ、ショートダッシュ…。入念な調整ぶりが19日・巨人戦への強い決意を物語った。

 「自分の後半戦初戦でチームにいい流れを持っていきたい。大事な試合になる。これ以上、離されるわけにはいかない」

 チームは後半戦最初のDeNA3連戦(横浜)を1勝2敗の負け越しスタート。リーグ4連覇を狙うはずが、19日の一戦に敗れると、7月にして自力優勝の可能性が消滅してしまう。

 大瀬良自身も6月5日・西武戦(メットライフ)を最後に白星から遠ざかり4連敗中。ただ今季途中から4年ぶりにシュートを解禁したが、カットボールやフォームに悪影響が出たため封印を決断。球宴をはさんで、心身ともにリセットできている。

 巨人の先発はエース菅野だ。エース対決へ「1点の重みがすごく特別な意味を持つ。簡単に点はやれない。僕たちは勝っていくしかない」と悲壮な覚悟を口にする。

 首位巨人とは12ゲーム差。「責任を持ってマウンドに立っている。今年はそういう状況で勝ちを持ってこられていない。こういう時に勝ってこそ信頼は得られる」。自力V消滅阻止へ、崖っぷちに立たされたチームを大瀬良が救う。

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