鈴木がホームランダービー初優勝 決勝でオリックス吉田正を破り100万円ゲット

 ホームラン競争で優勝した広島・鈴木誠也=甲子園(撮影・山口登)
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 「マイナビオールスターゲーム・第2戦、全セ-全パ」(13日、甲子園球場)

 ホームランダービーが行われ、広島・鈴木誠也外野手が初優勝。賞金100万円を獲得した。

 決勝はオリックス・吉田正尚外野手と対戦。先行の吉田正が3発で終わると、後攻の鈴木は4発を放って逆転。この時点で優勝が決まった。

 鈴木は3年連続3度目の出場で初優勝を飾り、「ありがとうございます。まさか優勝できるとは思っていなかった。すごくうれしいです」とコメント。本塁打を打てる秘けつを問われ、「しっかり寝てご飯を食べて、人より長いバットで遠心力を使って打つことです」と笑った。打球の平均速度165キロも出場8選手で最も速く、日産ノートe-POWER賞も受賞。車もゲットした。

 この日、準々決勝の残り2カードから行われ、まず第1試合ではDeNA・筒香、西武・山川がそれぞれ6本ずつ放ち、延長戦へ。筒香が1分間で5本を放ち、2本の西武・山川に勝利した。

 第2試合は広島・鈴木が4本を放ち、3本の西武・森に勝利。

 それぞれの勝者が激突した準決勝では広島・鈴木が5発、4本のDeNA・筒香を逆転して決勝に進んだ。

 前日の第1戦はオリックス・吉田正が準々決勝でヤクルト・村上に勝利。準決勝ではロッテ・レアードに勝利した巨人・坂本勇を破り、決勝に進んでいた。

 【ルール】

 ・2分間球数無制限で、ホームラン数を競う。

 ・同点の場合は1分間の延長戦を行う。

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