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2年目の遠藤 プロ初登板0封デビュー 緊張で「足はガクガク」も同期山口が刺激に

 「交流戦、広島3-6ソフトバンク」(7日、マツダスタジアム)

 圧巻のプロ初登板だった。広島2年目右腕の遠藤淳志投手(20)が七回から登板し、最速147キロの直球を主体に1回を無安打無失点。本拠地のファンから全身に浴びた歓声が心地いい。チームは連敗を喫したが、伸びしろ大きい背番号66が、今後への期待を抱かせた。

 堂々と右腕を振り、スコアボードに「0」を刻んだ。高卒2年目の遠藤が初の1軍昇格で即プロデビュー。1回を無安打無失点に抑え「緊張しました。ここからですけど、一段階を終えて、ホッとしました」と安どの表情を浮かべた。

 出番は0-4の七回。最速147キロの直球にスライダー、カーブを交えた投球を展開した。先頭の真砂をスライダーで空振り三振に斬ると「最初は緊張して足がガクガクだったんですけど、何とか一人抑えて心に余裕ができました」と続く高田を直球で三ゴロに封じた。

 最後は両リーグで首位打者に輝いた実績を持つ好打者の内川と相対した。「今まで小さい頃からテレビで見てきたスターの人と戦えているのを、誇りに思いながら投げました」。臆することなくカウント2-2から、7球目のカーブで三ゴロに打ち取り、与えられた役割を果たした。

 昨年はファームで下地を作り、今年は春季キャンプやオープン戦で1軍を経験。ウエスタンでは先発を中心に10試合に登板し、3勝1敗、防御率3・29。好投を続けてきた要因は「山口です」。先に1軍デビューし、プロ初勝利も刻んだ同期右腕の活躍に刺激を受けながら1軍のマウンドにこぎ着けた。

 年始には初詣で地元の茨城県にある大杉神社を参拝。境内にあり、必勝祈願で知られる勝馬神社で手を合わせた。「(おみくじは)大吉だったんですよ」と吉兆を口にしていた右腕。OBの黒田博樹氏に憧れ、プロの世界に飛び込んだ若鯉が“名馬”への第一歩をしるした。

 緒方監督は「いい投球をしてくれた」と称賛し、今後については「経験していく中で、投球内容と結果を見て起用を考えていきたい」とした。遠藤は「もっとしっかり変化球でも腕を振っていければ。反省を生かして投げていきたい」と力を込めた。力強く、階段を駆け上がっていく。

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