床田と中村祐アピール合戦!鯉投開幕ローテ譲れない!ともに3回無失点

 2番手で登板した中村祐
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 「練習試合、広島8-0KIA」(18日、コザしんきんスタジアム)

 広島・床田寛樹投手(23)と中村祐太投手(23)が、今年初の対外試合でアピール合戦を繰り広げた。先発した床田は3回2安打無失点、2番手の中村祐は3回1安打無失点。開幕ローテ入りを狙う2人の若鯉は、競争を勝ち抜くために今後も結果を追い求めていく。

 見据える開幕ローテ入りへ向けて、2人の若鯉が堂々の投球を披露した。床田と中村祐がともに3回無失点。全ての登板機会が重要になってくる対外試合で、ともにスコアボードに「0」を並べた。期待の意味も込められ“開幕投手”を託された床田は「あまり良くはなかったけど、結果的に抑えられて良かった」と安どした。

 積み上げてきた首脳陣の評価を、この日も高めた。初回は先頭に中前打を許すなど1死一、三塁のピンチを招いたが、相手の4番を二ゴロ併殺に仕留めて切り抜けた。二回以降は完全投球で計36球。甘い球もあったと反省も口にしたが、練習量を増やしたツーシームで空振りも取り「このまま続けていきたい」と力を込めた。

 四回から登板の中村祐も負けじと続いた。緩急を交え4奪三振で、出塁は六回1死から与えた中前打のみ。「真っすぐでファウルはあったけど、空振りが取れなかった。質を上げていきたい」。昨年は沖縄2次キャンプ中に打球直撃で負傷。開幕ローテに入れなかっただけに、メラメラと闘志を燃やしている。

 佐々岡投手コーチは床田について「結果、内容といいものを見せてくれている」と評価し、中村祐については「キレも質も高めてほしい」と求めた。与えられた機会は無駄にできない。それぞれが課題をクリアし、限られた枠をつかみ取る。

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