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背番号1の誠也、格が違う!実戦1号「鋭いライナーで飛ばす」実戦で2安打2打点

 「広島紅白戦、紅組0-7白組」(11日、天福球場)

 背番号1の継承者がいきなり全開だ。広島・鈴木誠也外野手(24)が11日、今キャンプ初の紅白戦に白組の「4番・右翼」として先発出場。三回に左翼席へ2019年“1号”を放った。背番号1での初アーチを含む2安打2打点と貫禄を見せた若き主砲。昨年11月にボルトを抜く手術を受けた右足の影響を感じさせない打撃に、スタンドを埋めた鯉党も拍手喝采だった。

 新背番号1が燦然(さんぜん)と光り輝いた。白組2点リードで迎えた三回2死走者なし。白組の4番に座った鈴木が、カウント3-0から平岡の甘く入った直球を迷わず振り抜いた。舞い上がった打球が左翼芝生席へ着弾すると、日南の空へ歓声と拍手が響き渡る。前田智徳氏が付けていた伝統の背番号を受け継ぐ者として、ふさわしいことを証明する“1号”だった。

 「しっかり振っていこうと決めて打席に入っていた。結果どうこうより、しっかりスイングできたのが良かった」

 練習後、この日の打席を納得顔で振り返った鈴木。一回2死一塁の第1打席では、薮田の2球目、外角直球をはじき返し、右中間へ先制適時二塁打をマークした。3打数2安打2打点。安打2本ともファーストスイングできっちり仕留める姿が頼もしい。

 前日のシート打撃では3打数無安打1四球だった。「(紅白戦での)入り方が前回のシートより良かった。まずは投手にタイミングを合わせて振れたのがいい結果につながったと思う」。反省点を修正し、好結果好内容につなげた。

 今キャンプでは打撃練習の段階から、昨年までとは意識を変えている。「毎年絶対飛ばそうと思ってやっていた」というのが昨年までの鈴木。だが飛距離を意識することでスイングが崩れてしまっていたことを省みて、「鋭いライナーをしっかり飛ばすのを意識して今年はやろうと」と改めた。この日の本塁打は、新しい意識で臨んだ上での結果だった。

 昨年11月に右足のボルトを抜く手術を受けたことで、練習は一部別メニュー。ただ走塁練習は行い、この日の紅白戦では守備に就くなど順調ぶりを示す。ランチ特打では予定されたものに加え、もう1セット打ち込んだり、連続ティーをするなど、徹底的にバットを振って体をいじめ抜いている。

 「全ての面でレベルアップしたいと思っている。キャンプ中は振り込んで、いい状態でシーズンに入れるようにしたい」とキリリと表情を引き締めた若き主砲。常に上のステージを目指し、開幕へ向けて足取りを進める。

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