広島が長野獲得 「新井が輝きを取り戻したように彼も…」鈴木球団本部長も期待

 広島は7日、巨人にFA移籍した丸佳浩外野手の人的補償で長野久義外野手(34)を獲得したと発表した。 長野は佐賀県出身。筑陽学園高-日大-ホンダを経て2009年ドラフト1位で巨人に入団。昨季は116試合に出場し、打率・290、13本塁打、52打点だった。

 今回の移籍について、広島の鈴木球団本部長は「リストの中で一番いい選手」だったと明かし「野手もピッチャーも含めて。リストの中で色んな事を精査して長野選手が一番良いという判断。中堅で実績もあって1200本以上のヒットも打っている。彼の経験を若い選手も生かして欲しい」と、実績はもちろん、若手への影響力にも期待。

 ただもちろん守備位置が確保されている訳ではない。鈴木本部長は「あくまでも競争」と断言したが「新井も輝きを取り戻したように、彼もそうなってもらいたい」と、阪神から戻り、再び輝いた新井貴浩氏の名前を挙げ、更なる進化を期待していた。

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