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広輔が一番こだわる「1番・遊撃」で全試合 4年連続フルイニング出場

 広島の田中広輔内野手(29)が13日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万増の1億8000万円で更改した。来季は今シーズン守り続けられなかった「1番・遊撃」として、全試合フルイニング出場を目指す。攻守でチームの要となり、リーグ4連覇を導く。

 終始、笑顔が絶えなかった。2億円の大台には届かなかったものの、田中が4000万増の1億8000万円で更改。主に1番打者として、そして不動の遊撃手として、3連覇の原動力になったことが評価された。

 「球団からは3年間、休まずやってくれたと言ってもらった。チームのために1年間、出続けたいという思いがあったのでうれしかった」。リーグ2位の17死球を受けながら、グラウンドに立った1年。ねぎらいの言葉に胸が熱くなった。

 3年連続全試合フルイニング出場を記録した今季。鍛錬を重ねた守備でチームを救った。失策数は昨年の16から半減以下の7。三遊間の深い打球を逆シングルで捕球してアウトにするなど、安定感あるプレーが光った。念願のゴールデン・グラブ賞にも初めて輝いた。

 長いシーズン。山や谷がなかったわけではない。「いろいろつらいこともあった」。打率・262、10本塁打、60打点、出塁率・362。不調に陥っていた8月18日のDeNA戦では7番に降格。慣れ親しんだ1番を外される悔しさを味わった。

 リードオフマンへの強いこだわりは「ある。すべての数字に満足していない」と言った。来季は好不調の波を小さくして、1番を守り続ける決意だ。鈴木球団本部長も期待を寄せる。「初回に出塁して、相手にプレッシャーを与えてほしい。1番が出れば活気づく」と力を込めた。

 来年で30歳。チーム全体を見渡すことを忘れない。来春1軍キャンプにはドラフト1位の小園が帯同する可能性がある。「良い環境を作ってあげたい。リーダーとして引っ張っていけるように」。他の若鯉にも声を掛け、盛り上げ役も買って出る。

 15年4月1日のDeNA戦から連続全試合フルイニング出場が始まり、現在568試合。来季も全試合で継続すれば711試合で歴代3位。阪神・鳥谷が持つ“遊撃手日本記録”の667を更新する。「鳥谷さんのフルイニングを意識しながらやりたい」。1番打者として記念日を迎え、チームに白星をもたらす。

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