新助っ投レグナルト獲得 メッツ傘下3Aの188センチ左腕、球団は先発期待
広島は16日、新外国人選手として、今季メッツ傘下3Aラスベガスでプレーしたカイル・レグナルト投手(29)の獲得を発表した。契約金12万5000ドル(約1400万円)、年俸40万ドル(約4500万円)プラス出来高。背番号は「58」に決まった。マイナー通算154試合で先発は4度のみだが、球団は先発として期待している。
身長188センチの長身左腕。メジャーで登板経験はないが、今季は3Aラスベガスで48試合に登板。4勝1敗3セーブ、防御率4・77という成績だった。
レグナルトは「広島東洋カープで私のキャリアを続けることができることになり、とてもエキサイティングな気持ちです。チームの勝利に貢献できることを楽しみにしています」と球団を通じてコメントした。
今季の先発は主に大瀬良、ジョンソン、野村、九里、岡田が登板し、6人目は中村祐や高橋昂ら流動的だった。先発に“新星”が現れなかっただけに助っ人左腕への期待は高い。チーム内の競争も激化しそうだ。
既に外国人選手はジョンソン、フランスア、ヘルウェグ、バティスタ、メヒアと来季の契約を締結。1軍4枠を巡るアピールも求められる。「日本でもプレーする機会を与えていただいたことに感謝し、新しいことにチャレンジしていきたいです」と意気込むレグナルト。4連覇、35年ぶりの日本一へ新たなピースが加わった。