ヘルウェグ、来季残留希望…守護神シタイ! 防御率1・13バツグンの存在感

 広島のジョニー・ヘルウェグ投手(30)が5日、米国に帰国するため広島を離れた。途中加入でシーズン終盤に存在感を示した右腕は、来季の残留を希望。中崎らとの守護神争いにも意欲をのぞかせた。

 来日1年目でつかんだ手応えは、確かなものだった。帰国の途に就くため、広島駅に現れたヘルウェグは「最後は残念な結果だったが、素晴らしい1年だったと思う。自分も自分なりのいい投球ができた」と納得のシーズンを振り返った。

 6月に加入。200センチの上背から投じる150キロ台のツーシームを武器に、7試合に登板して2ホールド、防御率1・13の成績を残し、日本シリーズでも4試合に登板した。

 「もちろん、チャンスがあれば広島に帰って来たい。町も平和で安全。素晴らしい体験ができた」と来季の残留を希望。契約更新がかなった場合、狙うのは守護神の座だ。「リリーフなら抑え、先発ならエース。一番の役割を目指していくのは選手としての責任」とキッパリ。最終的には任されたポジションで全力を尽くすことは前提としたうえで、競争によって自身と投手陣全体がレベルアップしていくことを望んだ。

 今後は2週間のオフの後、来季に向けたトレーニングを再開する予定。「自分の持っているもので通用することはわかった。持ち味を出すのは続けて、制球力を上げていきたい」。自信と向上心を持って課題に取り組み、再び広島の地に戻って来る。

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