植田、休日返上!マシン打撃40分 矢野監督の教え体に染み込ませた
「阪神秋季キャンプ」(5日、安芸)
阪神の植田海内野手(22)がキャンプ休日の5日、安芸ドームで休日返上の打撃練習。矢野監督からのアドバイスを体に染みこませ、第2クールに備えた。
乾いた打球音が室内に心地よく響く。午前10時半から左右両打席で約40分間、マシン相手にバットを振り続けた。「タイミングの取り方とか、下半身ですね」と植田。「構えは少し変わりましたね。監督からいろいろ教えてもらった。スムーズにバットを出すために」とマイナーチェンジを施し、「バットが出やすくなった感じがある」と手応えをつかみつつある。
チーム内には俊足巧打の選手が多い。足だけは誰にも負けたくないか、との問いに「それはありますね」と小さくうなずいた。練習後は自らファンの元へ足を運び、サインや写真撮影に快く応じた。フォームを固め、レギュラー争いを熱くさせていく。