鯉走攻でソフ倒じゃ!盗塁阻止率1位・甲斐に挑む!日本Sでセ界一機動力発揮!

 広島が27日から開幕するソフトバンクとの日本シリーズでも積極的に盗塁を仕掛けていく方針であることが23日、分かった。鷹の正捕手・甲斐は、シーズンでは12球団ナンバーワンの盗塁阻止率・447。日本ハム、西武と戦ったCSでも・500を誇る。強肩をかいくぐって次の塁に進むことで、得点をもぎとっていく。

 機動力がチームの特徴。それは短期決戦で大きな武器になる。たとえ相手が12球団ナンバーワンの盗塁阻止率を誇る甲斐であってもだ。今季95盗塁は3年連続でリーグ1位。積極的な盗塁で得点機をつくっていく。

 1つの盗塁で試合の流れが変わることは、巨人とのCSファイナルSで身をもって感じ取った。18日の第2戦。0-1の八回2死一塁で代走・上本が二盗を決め、新井が同点の適時二塁打を放った。得点圏に進めたことで、投手に大きなプレッシャーをかけられた。

 鷹の正捕手は今季、何度もピンチを未然に防いできた甲斐。広瀬外野守備走塁コーチは「捕球してからが速く、送球も正確。さらに肩も強い」と能力の高さを認める。その上で「どんどん仕掛けていきたい」と足を絡めた攻撃に意欲を示した。

 ナインも思いは同じだ。リーグ2位の32盗塁を記録した田中は「盗塁阻止率が1番だからと言って仕掛けないという話にはならない。盗塁は投手との勝負」とキッパリ。俊足の野間も「1つでも先の塁に行くことは大事。相手にプレッシャーをかけたい」と意気込んだ。

 この日の練習後、緒方監督はスコアラー陣が夏場以降の戦いから集めたデータなどを基にミーティングを行った。チームとしてもソフトバンク自慢のバズーカ砲を、打ち破る準備は進んでいる。

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