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新井また金字塔 激走タイムリー41歳球団最年長三塁打 M3!23日にもV

 「広島7-3阪神」(21日、マツダスタジアム)

 広島・新井貴浩内野手(41)が試合を決定づける適時三塁打を八回に放った。2年ぶりの三塁打は球団最年長記録。試合後は今季限りでの引退表明後、初のお立ち台に上がり、雨の中応援してくれたファンへ感謝した。ヤクルト戦が中止となり、最短優勝決定は23日に伸びたが、優勝へのマジックナンバーは3に減った。いよいよ3連覇の瞬間が近づいてきた。

 歯を食いしばって、41歳の新井が三塁まで激走した。1点リードの八回だ。1死二塁で打席に立つと、望月のフォークを右前へ。この打球を右翼糸井が後逸すると、激走の末、三塁へ到達。試合後は今季初のお立ち台に立ち「二塁ベースをまわったあたりから足がもつれ始めた。こけないように気をつけていました」と笑った。

 また球団史に名前を刻んだ。新井の三塁打は2016年6月24日・阪神戦(マツダ)以来2年ぶり。41歳7カ月での到達は2011年石井琢朗の41歳0カ月を更新する球団最年長三塁打となった。

 悪天候の中、41歳がハッスルした。1点を追う七回は先頭の代打で登場し、二ゴロに倒れたが、そのまま一塁の守備に就いていた。再び訪れた打席で快音を響かせ3万1242人の観衆を沸かせた。

 7月26日、甲子園での阪神戦。新井は特別な感情を持って、試合に臨んでいた。この時すでに今季限りでユニホームを脱ぐと決意。かつて本拠地とした甲子園での最後の打席は六回に代打で出場し、三ゴロに倒れた。

 「試合前にすごい雨が降った試合だった。最後の打席はよく覚えているよ。サードゴロでね。自分の中で、これが最後かなあと思っていたから」

 古巣阪神戦の思い出は「いっぱいあって、1つに絞りきれない」と言う。外様の4番を打ち、ヤジや罵声も容赦なく浴びた。それでもタテジマで過ごした7年間に悔いはない。「視野が広がった。出て行ったことは後悔していない」と言い切る。この夜も勝負強さを発揮し、球場全体から温かい拍手を浴びた。

 お立ち台の最後には「本当に勇気をもらいますし、自分の気持ちを高めてくれる」とファンへ感謝。続けて「昨日も今日も雨の中、ありがとうございます。風邪をひかないように気をつけて帰ってください」と呼びかけた。

 この日、ヤクルトの試合が中止となったため、優勝へのマジックナンバーは3、最短優勝決定は23日。歓喜の瞬間はもうすぐ、最高のフィナーレへ、千両役者が勢いを付けた。

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