広島6連勝 優勝マジック点灯はお預けも今季最多貯金22

 ヒップタッチで勝利を喜ぶ鈴木(右)ら広島ナイン(撮影・飯室逸平)
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 「広島9-3巨人」(10日、マツダスタジアム)

 広島は6連勝。阪神が勝ったためマジック点灯はお預けとなったが、今季最多の貯金を22に更新した。

 一回、鈴木の19号2ランで先制。四回には松山、西川が連続適時打。六回には再び西川が左翼線へ適時打を放った。

 七回には鈴木がこの試合2本目となる20号2ラン。八回は田中の9号2ランでダメ押した。

 先発の野村が七回途中3失点で、6勝目。4番手今村の好リリーフも光り、八回無死満塁のピンチを無失点で抑えた。

 巨人は四回に岡本の21号ソロ、七回に代打亀井の2点二塁打で反撃したが、八回無死満塁で痛恨の無得点に終わった。先発メルセデスが来日初黒星を喫し、マツダスタジアムで屈辱の13連敗。首位・広島との差は、96年の“メークドラマ”を超える12・5ゲームに開いた。

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