鈴木が着火弾「捉えることできた」二回に一挙6点

2回、中越えに先制のソロを放つ鈴木(撮影・飯室逸平)
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 「広島-中日」(25日、マツダスタジアム)

 広島が二回、柳を攻略して一挙6得点した。

 勢いをつけたのは鈴木だ。先頭で打席に立ちバックスクリーンへ先制の5号ソロをたたき込んだ。この試合まで4試合連続無安打。17日の中日戦でドラフト1位・鈴木博(ヤマハ)からソロ本塁打を放って以降、17打席で快音はなかった。18打席ぶりの安打は最高の結果となる特大アーチ。「打ったのはスライダー。積極的にいって、しっかりと捉えることができた。先制点につながるホームランになってよかったです」と声をはずませた。

 野間が四球から出塁して1死一、三塁として迎えた場面では、西川が左翼線を破る適時二塁打を放った。この日、出場選手登録され4月13日の巨人戦以来のスタメン出場になった。不調が原因で2軍に降格し打撃を一から見直してきた。「チャンスだったので何とか最低限の仕事をしようと思っていた。逆方向にうまく打つことができた」と振り返った。

 さらに大瀬良が2点適時打を放ち、田中の右翼線を破る適時三塁打で加点した。4者連続適時打を含め、この回打者10人の猛攻。本塁打、三塁打、二塁打、単打と“1イニングでサイクル安打”を記録し中日を大きくリードした。

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