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タナキクで5連勝!丸不在も…マツダ今季最多3万1819人熱狂逆転星

 7回、2ランを放ち菊池(左)に祝福される田中。右は大瀬良(撮影・飯室逸平)
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 「広島5-2阪神」(29日、マツダスタジアム)

 広島・田中広輔内野手(28)が1号2ラン、菊池涼介内野手(28)は一時逆転の2点適時打を放ち、今季2度目の5連勝に大きく貢献した。2人と同学年で、ともにチームをけん引する丸佳浩外野手(29)がこの日、出場選手登録を抹消。背番号9の不在は大きな痛手となるが、タナキクが先頭に立ち続ける。

 勝利への闘志をバットに込めた。今季最多3万1819人が詰めかけた本拠地。丸が右脚を痛めて離脱した中で、残るタナキクがチームを支える思いを体現した。田中は今季1号に安どするとともに、決意も新たにした。

 「ホームランは1本打てたのでホッとしている。(丸が)いてもいなくても引っ張る気持ちは変わらない」

 1点リードの七回1死一塁だ。「強い打球を打てるように」と石崎の2球目、147キロ高め直球を強振。打球は真っ赤に染まる右翼スタンドに突き刺さり、勝利を決定づける一発となった。初回と五回は四球を選び、2打数1安打2四球。鯉のリードオフマンは、己のやるべき仕事を変わらず果たしている。

 前日、決勝打を放った菊池も2日続けて大仕事だ。1点を追う五回2死満塁、能見の高め直球をはじき返した打球は三遊間を破る一時逆転の2点タイムリーに。一塁ベースに到達すると手をポンと叩き、右拳を力強く握った。緒方監督も「キクの逆転打、広輔の2ランが大きい。ナイスゲーム」と不動の1、2番を称えた。

 3番を担ってきた丸との同学年トリオ「タナキクマル」でセンターラインを形成し、強い広島を攻守で支えてきた。昨季リーグMVPで、前日まで700試合連続でグラウンドに立ってきた男が不在のゲーム。451試合連続フルイニング出場中の田中は「チームにとっても大きな戦力ダウン」と話す一方で、「助け合い。出ている選手がカバーするのがうちのいいところ」と胸を張る。

 指揮官が「チーム全体で戦っていく」と言えば、菊池も「監督が言ったように、みんなでカバーする」と力を込めた。これで今季両リーグ最多12度目の逆転勝利。リードされても決してあきらめない広島の粘り強さは健在だ。

 23日に亡くなった衣笠祥雄さんの追悼試合を2連勝とし、今季最長タイ5連勝と勢いは持続。マルがいない間もタナキクを中心に結束し他を圧倒し続ける。

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