広島・緒方監督 急死の衣笠氏に誓う「日本一の報告ができるように戦う」

衣笠祥雄氏との思い出を語る広島・緒方孝市監督=横浜スタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 元プロ野球広島で、“鉄人”の異名を持つ衣笠祥雄氏が23日に上行結腸がんで亡くなったことが24日、分かった。71歳だった。

 広島・緒方孝市監督はナイターが行われるDeNA戦前、報道陣に対応。訃報は午前中、鈴木球団本部長からの連絡で知ったそうで「突然の訃報に僕も信じられない。驚きました。衣笠さんとは今日からの横浜で解説に来られると思っていた。体調が優れないとか聞いていなかったので、びっくりしました」と、心境を語った。

 偉大なOBは、常にカープのことを気にかけ、声をかけてくれた。思い出について「25年ぶりに優勝した時、声をかけて頂き心から喜んでもらった。ここから強いカープ、常勝チームを作り上げてくれという言葉をかけてもらったことを覚えている」と振り返った。

 今季、チームはリーグ3連覇がかかる。今後に向けて「カープの野球をやって、優勝、日本一の報告ができるように戦いたい」と、衣笠氏が願った常勝チームの構築を強く誓った。

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