ジョンソン 3勝目スルリ「悔やまれる」 七回2死から同点許す…

 「中日4-3広島」(21日、ナゴヤドーム)

 3勝目がスルリとこぼれ落ちた。3-2の七回2死一塁。広島のクリス・ジョンソン投手が投じた115キロのカーブは、代打・阿部によって左中間へはじき返された。同点となる適時二塁打。「悔やまれる」。失投ではなかったものの大事な終盤で粘りきれなかった。

 初回に3本の長短打を許して失点。3-1の五回にも1点を失った。「無駄な四球だった」。反省したのは五回先頭・福田への四球。ファウルで粘られ、最後は根負け。そこからつなげられ、大島に右前適時打を浴びた。

 それでも7回108球を投げ6安打2四球3失点だった。全体を通して見れば試合はつくったと言える。「内容のある投球はできたと思う。守備陣もしっかり守ってくれた」。失点した回以外は、ストライクを先行させ打たせて取る、ジョンソン本来の投球だった。

 昨季は体調不良などもあり6勝止まり。不完全燃焼でチームの力になれなかった。今季は開幕から約3週間が経過し、中継ぎ陣は早くもフル回転中。今、求められているのは長い回を安定して投げ抜く力だ。

 次回は中6日で28日の阪神戦(マツダ)に向かう予定。9連戦の初戦だけに需要な一戦になる。中継ぎ陣の負担を減らすためにも省エネ投球で、長い回を投げ抜きたい。

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