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薮田 また背信投球 2軍で6回7失点 緒方監督酷評開幕ローテ“保留”

 「ウエスタン、広島8-7ソフトバンク」(27日、由宇球場)

 広島・薮田和樹投手(25)が27日、ウエスタン・ソフトバンク戦(由宇)に先発し、6回8安打7失点。開幕前最終登板だったが、五回に突如制球を乱すなど好結果を残せなかった。最近の登板3試合連続で崩れており、緒方孝市監督(49)は「内容的には厳しい」と酷評。この日も開幕ローテ入りの確約はなく、大きな不安を抱えてシーズンを迎えることになった。

 快投でシーズン前最終登板を締めくくるどころか、不安だけが残った。薮田が6回を8安打2四球7失点。「(課題は)クイックだけだな、と思います」と淡々と振り返るしかなかった。

 四回まではテンポ良く投球し球数は40球。2安打に抑え、失点も四回、明石のソロによる1点だけだった。だが五回、先頭の谷川原に右前打を許すと突如、暗転した。球が荒れ2者連続四球。さらに3安打を許すなど打者9人で4点を奪われ、この回だけで34球を要した。

 六回も先頭の谷川原に左前打を許すと、直後の塚田に3-1とカウントを悪くして被弾した。自身が反省点に挙げたように、走者を置いてからのクイックモーションの投球に大きな課題を残した。

 13日の日本ハム戦、20日のオリックス戦でも制球を乱した。危機感を持った中での登板も完全修正とはいかない。薮田自身は「クイック以外は良かった。(前回までは)走者がいてもいなくても感覚が悪かった」と進歩を口にしたが、指揮官の評価は違った。

 マツダスタジアムでの練習前、緒方監督は「内容的には厳しいところ。今日はそこまでにしておこうか」と酷評。四回途中5安打5四球6失点だった前回20日の登板後は「結果じゃなくて内容を見せてくれないと、考えるところまで来ている」と次戦次第でローテはく奪をにおわせたが、その内容への評価は前回と同じく厳しいままだった。

 畝投手コーチは薮田への信頼を問われ「うん」と答えた。当初の見込み通り4月3日・ヤクルト戦(神宮)に臨むとなれば、カード頭を担う“火曜日の男”として、完全に修正を施しマウンドに立たなければならない。

 「やるしかない。この1週間でクイックを修正して、自信を持って入りたい」と薮田は話した。昨季15勝3敗で最高勝率のタイトルを獲得した右腕への期待値が高かっただけに、開幕から出遅れればチームにとっては大誤算となる。残された時間は少ない。

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