新井 左ふくらはぎ痛めた 鯉に激震!故障離脱…04年以来の開幕2軍も

 広島・新井貴浩内野手(41)が22日、左ふくらはぎ痛のため必勝祈願と全体練習を欠席した。球団トレーナーによると21日のランニング中に痛めたといい、検査の結果次第では開幕1軍メンバーから外れる可能性も出てきた。チームの精神的支柱であるベテランの復帰が遅れれば、リーグ3連覇へ開幕ダッシュを狙うチームにとって大きな痛手となる。

 ショッキングな知らせが飛び込んできた。今季開幕を1週間後に控え、新井がチームを離脱した。午前中、広島護国神社での必勝祈願を欠席。その後、マツダスタジアムで行われた全体練習にも姿を見せなかった。

 松原チーフトレーナーは「昨日(21日)のランニング中に左ふくらはぎを痛めました」と発表。この日夕方に、広島市内の病院で検査を受けたもようだ。

 節目のプロ20年目。ここまで順調な仕上がりを見せていただけに無念の故障だ。今年も春季キャンプは2月中旬から1軍を離れ、2軍キャンプ地の宮崎・日南で1カ月間、じっくりと調整。走り込みと打ち込みで体をいじめ抜き、3月から1軍に合流した。

 オープン戦は7試合に出場し14打数3安打、打率・214、0本塁打、5打点。17日の楽天戦(静岡)では一塁から激走して生還するシーンもあった。「体は元気。足も大丈夫。開幕までもうちょっとあるからね。今のところケガすることなく順調にきている」。試合後には明るい表情で手応えを語っていた。

 精神的支柱の41歳が30日の開幕・中日戦(マツダ)に不在となれば、チームへの影響は計り知れない。4番候補としても期待していた緒方監督は「大丈夫でしょう。そんなに深刻には考えていない。彼は体も強い」と話した一方で「いてほしい存在だけど、無理をさせるわけにはいかない」。高ヘッドコーチも「(痛めた)場所が場所だけにね。精神的な支えではあるけれど、結果が出てからだね」と心配そうに語った。

 新井は相手先発が左投手の場合に「6番・一塁」でのスタメンが有力視されており、打順構想にも狂いが生じそうだ。由宇での2軍戦を視察した東出打撃コーチは「メヒア、エルドレッド、松山はバティスタがレフトならある」と一塁の代役について言及。さらに下水流、美間、メヒアの名前を挙げ「右打者には大チャンス」と奮起に期待した。今後は安部を含めた若手、中堅でベテランの穴を埋めていくことになる。

 新井が開幕2軍となれば2004年以来、14年ぶり。最近では右ふくらはぎ痛からわずか2日で練習復帰したマリナーズ・イチローの例もあるだけに、超回復を祈りたい。

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