投手陣、開幕に逆風?大瀬良5回5失点…また立ち上がり失敗

 「オープン戦、楽天5-4広島」(18日、草薙総合運動場野球場)

 シーズン開幕へ向けて課題を残した。広島の先発大瀬良が5回を投げ7安打5失点。強風の中、懸命に修正を試みたが、最後まで立て直すことはできなかった。

 「最初から調子が良くなくて軸になるボールを見つけられなかった。風?それは言い訳になる。その中でしっかりとしたピッチングをしないといけない」

 またしても立ち上がりの課題を露呈した。初回、二回は四球が絡み連続失点。三、四回はフォークなどを交えて無失点に抑えたが五回も再び、集中打を浴びた。期待が大きいからこそ周囲の目も厳しくなる。畝投手コーチが「全く内容のない投球だった」と言えば、降板後に反省会を開いた石原も「意図するボールを投げられるように考えてやっていかないといけない」と奮起を促した。

 盤石と思われた先発投手陣に、ほころびが見え始めた。開幕投手が決定的な野村こそ、順調に調整を進めているが、前日17日には岡田が左足に打球を受け緊急降板。開幕2カード目の登板に黄色信号がともっている。ローテの軸として計算されるジョンソン、薮田も本来の安定感を欠く状況だ。開幕まで2週間弱。緒方監督は「そこでしっかりね」と期待するが…。ロケットスタートを切るためにも立て直しは急務だ。

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