岡田、開幕ピンチ 打球直撃で左下腿打撲…緊急降板

 「オープン戦、楽天5-3広島」(17日、草薙総合運動場野球場)

 広島の岡田明丈投手(24)が打球を左足に受け、緊急降板した。五回、先頭・島内の打球がライナーで左足に直撃。試合後、松原チーフトレーナーは「左下腿打撲」と説明し、18日に広島市内の病院に行くもようだ。ペナントレース開幕まで2週間を切る中、開幕ローテ右腕が離脱となれば、大きな痛手となる。

 まさかのアクシデントに草薙球場が静まり返った。五回、岡田を悲劇が襲った。先頭・島内の打球がライナーで左すね付近を直撃。すぐさま処理してアウトにしたが、続投することはできなかった。トレーナー、投手コーチがマウンドに駆け寄り、緊急降板となった。

 試合後は報道陣の前に姿を見せず、バスに乗り込んでいた。車いすに乗っていたという情報もある。すでにローテ入りを当確させている右腕が離脱となれば、チームにとって大きな痛手となる。緒方監督は「当たりどころが良くなかったから病院に行く。制球難?そういう課題も見えたけど、今後は患部の状態をしっかり見ないといけない」と心配そうに語った。

 松原チーフトレーナーは「左下腿の打撲」と明かし、「今日は当たったばかりなので、明日の状態を見てみないと何とも言えない」と続けた。17日の帰広予定を18日に変更し、広島市内の病院で検査を受けるもようだ。

 この日は4回1/3を投げ、4安打2失点、5四球と制球に課題を残した。昨季は12勝をマーク。今季はさらなる飛躍を期待され、開幕2カード目のヤクルト3戦目(神宮)に向けて順調に調整を進めていた。診断結果によっては開幕ローテ再編を余儀なくされるだけに、今は軽症であることを祈るしかない。 

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