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カンポス 直撃インタビュー 新助っ投が激白!なぜカープだったのか?

 広島の新外国人、レオネル・カンポス投手(30)=前ブルージェイズ=が9日、デイリースポーツのインタビューに応じた。海を越えてリーグ3連覇と日本一を目指すチームに加わった理由や、野球選手として持ち続ける信念など…。新たな戦力として期待される助っ人が、現在の心境を明かした。

  ◇  ◇

 -前日8日に第2クールが終わった。日本の春季キャンプを初めて経験し、感じることは。

 「流れが違うこともあるけど問題はない。チームメートとコミュニケーションを取りながらできている。米国よりキャンプインは早いけど、この時期も向こうでは動いていたから大丈夫。チームとして一緒に早い時期から動いた方が結束力を高くして開幕を迎えられる。これは良いことだね」

 -練習内容での違いはあるか。

 「コンディショニングの部分でやることが多い。走ったりフィジカル面の練習が多い。投手として走ることは大事だ。必要なことだと思って捉えているよ」

 -ここまでブルペンに2度、入った。ダイナミックなフォームから投げる、きれいな回転の直球が印象的だ。

 「やっぱり自分としては真っすぐが一番、大事だと思う。そう思って投げているうちに自然ときれいな回転の球になったんだ。人さし指と中指で強く押し出すから、指先にはこの時期、いつもまめができるんだ。今もできているけど投球には支障がないよ」

 -広島でのプレーを決めた要因は何か。

 「オファーがあったときいろいろ考えたけど、自分の野球人生で新しい経験ができる良いチャンスだと思った。もちろん日本野球のレベルが高いのは知っていたし、その中でプレーしてみたいと思ったんだ」

 -家族に相談はしたのか。

 「簡単な決断ではなかったからね。奥さん、お母さん、お父さん、兄弟にも相談したよ。そこでみんなが、できる限りのサポートをすると言ってくれた。自分の気持ちに素直になって、やった方が良いと背中も後押ししてくれたんだ。そう言ってもらえたことで広島行きを最終決定した」

 -カープではセットアッパーとして期待をされている。まずは4つの外国人枠を争うことになるが。

 「米国では数チームでプレーし、移籍も経験してきた。大事にしてきたのは、どこに行ってもまずは自分のベストを尽くすということ。日本でも同じ。自分の力を出し切りたい思いしかない」

 -数字の目標はあるか。

 「はっきりとした数字は言えない。もちろん、多くマウンドに上がりたいし、防御率もよくしたい。三振もたくさん取りたいよ。でも一番大事なのは、自分の成績よりチームの勝利だ。カープはリーグ3連覇を狙い、日本一も目標にしている。僕は日本一に貢献したいと思って海を渡って来た。そのために全力で腕を振りたい」

 -インタビューをしていて、言葉遣いなどからとても謙虚な姿勢を常に持っていると感じる。

 「両親の教えが大きい。お父さんはホセ、お母さんはベイアトリスという名前なんだ。小さい頃から、いくら野球選手として素晴らしい成績を残したとしても、それだけではダメだと言われ続けてきた。人と接するときの態度とか話し方、人間性も良くなければいけないと育てられたんだ。野球選手も一人の人間だからね。野球をするときでも、常に謙虚な気持ちを持ち続けている」

 -メジャーリーガーの中で尊敬する選手はいるか。

 「同じベネズエラ出身でミネソタ・ツインズなどに在籍していたヨハン・サンタナ(2度のサイ・ヤング賞を受賞した左腕)だ。投球だけではなくマウンドさばきとか、打者に対する敬意の払い方や態度も含めて、素晴らしいと感じていた。紳士的な姿勢に引かれた部分も大きかったね」

 -投球では闘争心を押し出して投げる。

 「周りにはどう映るかわからないけど、もちろん試合の中では闘争心を押し出して抑えに行くよ。ただ、すべてに敬意を払って投げないといけない。打者に対しても、その他に対しても。みんなに敬意を持って、真剣勝負を挑んできた自負はある」

 -メジャーリーグは競争が激しいが。

 「誰かを蹴落としてやろうとか、そういう気持ちになったことは一度もないんだ。根底には、謙虚でないといけないという教えがあるからね。相手どうこうよりも、とにかく自分のベストを尽くすことが大事。それを続けてきたことで、良い結果を出してメジャーにも上がれた。カープでもチームメートとして仲良くやっていきたい」

 -好きな言葉はあるか。

 「『no pain no gain』(痛みのないところに成長はない)。そういう意味では毎日、一生懸命に練習をしているよ」

 -10日から第3クールが始まる。開幕へ向けて、これからの調整はどうなるか。

 「ブルペンにもっと入って、それからシート打撃に登板したり、オープン戦で投げたりしていくと思う。ケガをすることなく、順調に自分のプランをこなしていきたいと思う」

 -ライバルとなるが、ジャクソンがチームにいるのは大きなことだ。

 「以前、パドレスでチームメートだったんだ。中継ぎというポジションも同じだった。一緒にやっていた選手が、新しい環境の中にいるというのは心強い。彼は広島で2年もプレーしているんだから。ほかの外国人投手も、ジョンソンは4年目かな。経験があるのでいろいろ質問して、参考にするよ」

 -投手陣は全体的に若い選手が多い。

 「平均年齢が若いよね。僕は今、30歳だけど、このチームに入るとベテランみたいな感じだよ。でも年を取ったつもりはないし、若い気持ちを忘れないでマウンドに上がりたいね」

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