西川 CSへミニキャンプ スタメン三塁で安部の穴埋める!

 広島は4日、マツダスタジアムで全体練習を再開。18日から始まるCSファイナルSに向けて調整した。安部が故障離脱し、CSでスタメン三塁の期待もかかる西川龍馬内野手(22)は、全体練習後の“ミニキャンプ”に参加。フリー打撃やティー打撃など約1時間バットを振り込んだ。最高の状態に整え、短期決戦に臨む。

 秋風漂うマツダスタジアム。全体練習終了後、西川は黙々とバットを振り込んだ。フリー打撃やロングティーなど約1時間。ポストシーズンに向けて本格的に準備を開始した。

 「休み明けでしたが、思っていた以上に体が動いた。シーズン中に感じたいいときの感覚に戻していかないといけないので(バットを)振って戻すしかない」

 CSファイナルS開幕まで残り約2週間。2日間の完全休養を経て、全体練習が再開した。安部が故障離脱したことで、西川にはスタメン三塁としての期待も寄せられる。

 この日、打撃練習の順番が張られたホワイトボードには、バティスタや野間らとともに、西川の名前も四角で囲われた。その横には「キャンプ」の文字。今はCSへ向けた調整期間であるとともに、個々の選手がレベルアップさせる時間でもある。西川もそのことを自覚している。

 もちろんCSに備えた練習も増える。「これからはサインプレーなど実戦が入ってくるので、特打の時間が取れないと思う。できるだけ振り込みたいので、特打がない日は、練習後に打撃マシンを打ち込む」と練習量を落とす考えはない。

 CSは1年目の昨年に経験済みだが、スタメンとなればプレッシャーも違ってくる。「任されたところで、結果を出すだけなので」。最高の状態に仕上げ、決戦に備える。

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