広島V持ち越し、ビールかけ会場は撤去作業へ

試合後、祝勝会場から片付けられるビール=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「広島4-5ヤクルト」(16日、マツダスタジアム)

 リーグ連覇に王手をかけていた広島の優勝は17日以降に持ち越しとなった。試合終了と同時に、マツダスタジアム一塁側コンコース下にあるスペースに設置されたビールかけ会場の撤去作業が開始。大勢のスタッフがビール瓶や紅白幕や特設ステージなどの片付け作業におわれた。

 試合は4-4の同点で迎えた八回に3番手・今村が1死満塁のピンチを招くと、奥村に中犠飛を打たれ勝ち越された。1点ビハインドで迎えた九回の攻撃は2死一、三塁まで攻め立てたが、代打・エルドレッドが空振り三振に倒れてVお預けとなった。

 この日は雨の影響で、試合時刻を午後2時から午後2時半に遅らせて開始。午前11時頃、雨が降る中、球場が開門すると駆けつけた広島ファンが球場内へ。ほぼ同じタイミングで、甲子園で予定されていた阪神-中日戦の雨天中止が場内アナウンスされていた。

 正午に客席への入場が開始されると、ポンチョを着たファンらが席に着き始めた。試合が始まると雨の中、声援を送ったが、この日の本拠地Vの願いは届かなかった。

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