球宴、セ指揮の広島・緒方監督、勝利にこだわり 過去の勝敗はセの78勝80敗

 「マイナビオールスターゲーム2017」(第1戦=7月14日・ナゴヤドーム、第2戦=15日・ZOZOマリンスタジアム)の監督推薦選手が3日に発表され、セ・リーグの指揮をとる広島・緒方孝一監督(48)が監督推薦の選考について「2試合ある上でファン投票、選手間投票のメンバー以外でのポジション、投手というところで、かなり頭を悩ませた」と明かした。

 オールスターはお祭りの要素があるが、選手のコンディションを考慮した上で、勝利にこだわる姿勢を示し、「ここ数年、セ・リーグがパ・リーグを倒すようになってきて、今は78勝80敗か。何とか2勝してタイに持ち込みたいなと。やはりファンはそういう色々な意味でプレーを楽しみにしているところもあると思うけど、自分の中では勝ちにこだわって戦いたい」ときっぱり。

 今年の交流戦でも、広島は最終戦までソフトバンクと1位の座を争ったが、セ・リーグ全体的にはパ・リーグに苦戦した。球宴ではセ・リーグの意地を見せたいところだ。

 「一番心配なのはケガなく2試合を終えること。采配といってもサインは出さないよ。選手は好きに打って、好きに走って、投手もみんな短いイニングだけど、そこを投げきって、選手は賞を目指してやってもらいたい。ただ、やっぱり勝ちたいな、と」。

 一流選手だけが集う夢の舞台でノーサインを貫く考えだが、あくまで白星を目指して、戦っていく。

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