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堂林、師匠・新井熱血指導に応えた今季1号3ラン!師弟コンビで鯉7連勝

 5回、左越えに3ランを放ち、ガッツポーズで一塁を回る堂林(手前)(撮影・園田高夫)
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 「交流戦、西武4-9広島」(31日、メットライフドーム)

 広島が師弟コンビの活躍で7連勝とした。1点リードの五回、新井貴浩内野手(40)の2点打、堂林翔太内野手(25)の1号3ランなどで一挙6点を奪って勝負を決めた。2位・阪神も勝利したためゲーム差は「1」のままだが、交流戦連勝発進で首位の座をがっちりキープした。

 ホームインの先に手をたたいて喜ぶ新井の姿が見えた。堂林は笑顔でハイタッチ。400日ぶりの一発は師匠にささげる恩返し弾だ。

 「何とかランナーをかえそうという気持ちでいきました。インサイドの球にうまく反応することができました。結果が出て良かった」

 1点リードの五回。まずは新井が魅せた。1死満塁からエルドレッドの押し出し四球に続いて、しぶとく一、二塁間を破った。5月4日・中日戦(マツダ)以来の適時打で、貴重な2点を追加した。

 「チャンスだったし初めてのピッチャーで積極的にいこうと思った。良かったです」

 押せ押せムードに、堂林も乗った。なおも1死一、三塁。代わったばかりの小石の内角直球を振り抜いた打球は、美しい放物線を描いて左翼席へ。今季1号は値千金の3ラン。右拳を突き上げ、久々の感触をかみしめた。

 「流れに乗らせてもらいました。感触は良かったですね」

 昨秋から2人の師弟関係が始まった。一緒にトレーニングで汗を流し、堂林は強い信念を持って、打撃フォームを固めた。護摩行にも志願参加。燃えさかる炎の前で声を張り上げた。春季キャンプの実戦で結果を出すと、「継続できるように」と声をかけられ、「今の打ち方を変えることなく、続けていきなさい」と念を押された。

 3月のある日、自宅に帰ると、新井の新著が置かれていた。「欲しいと言っていたら、奥さんが買ってきてくれて。苦労されている方なのですんなり入ってきました」。グラウンドを離れても新井の生きざまを胸に刻んだ。

 「難しいボールだったね。ナイスバッティング!指導した?僕は関係ない。打ったのは彼だから」

 弟子の一発を新井も祝福した。開幕直前にはベンチスタート濃厚の堂林へ「何が起こるか分からないからしっかり準備をしておけ」と説いた。143試合のペナントレース。勝負はこれからだ。堂林は「できることをしっかりやっていきたい」と力を込めた。強固な師弟コンビで白星を運ぶ。

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