大瀬良、5回6失点降板 バレンティンに逆転弾許す 鈴木逆転弾で黒星消える

5回、逆転を許しさえない表情でベンチに戻る大瀬良=神宮球場(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト-広島」(10日、神宮球場)

 広島の大瀬良大地投手が5回、92球を投げ5安打4四球6失点でKOされた。

 5-2の五回だ。1死から坂口、藤井に連続四球を与えて1死一、二塁とすると、山田の打球を処理した三塁手・安部が、二塁へ送球。これがフィルダースチョイスとなり、全ての塁が埋まった。雄平に中犠飛を打たれ2点差に詰め寄られ、続くバレンティンには失投をバックスクリーン右に運ばれる3ランを浴び、5-6と試合をひっくり返された。

 4連敗で迎えたこの試合。打線は初回、4本の長短打で3点を先取し、三回には鈴木の6号2ランで加点した。前回登板から今季、初となる中5日。連敗ストップを命題にマウンドに上がった大瀬良だったが、先発としての仕事を果たせなかった。

 ただ、鈴木が七回、この日2本目の7号2ランを放ち大瀬良の黒星を消した。

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