「巨人－広島」（１１日、東京ドーム）

　広島が好投を続ける巨人・菅野を六回に攻略、一気に逆転した。

　３点を追う広島は六回、４番鈴木の左前打を足掛かりに１死一、三塁から安部の打球は一塁へ。阿部の野選を誘い、三塁走者の鈴木が生還し１点。なおも２死二、三塁から代打・小窪が右越えに２点適時三塁打を放ち同点とした。

　続く田中は四球を選び、２死一、三塁として菅野をＫＯ。菊池は代わったばかりの谷岡から中前適時打を放ち勝ち越した。菊池はこの試合４安打目となった。

　なおも２死満塁から４番鈴木がこの回２度目の打席で中堅右へ２点適時二塁打を放ち、リードを広げた。プロ初の４番に座った鈴木は六回までに３安打を放った。

　結局、広島はこの回、打者１２人４安打で一気に６点を奪い、６－３とした。