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ドラ1加藤試練…開幕ローテ当確荒レレ? ラストチャンスもう一丁

 4回、駿太の打球に反応する加藤(撮影・吉澤敬太)
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 「オープン戦、広島3-3オリックス」(20日、マツダスタジアム)

 広島のドラフト1位・加藤拓也投手(22)=慶大=が試練に直面した。オープン戦2度目の登板となったオリックス戦は5回4安打2失点にまとめながら4四球と制球が乱れ、球数も102球を要した。前回登板と同じ課題を露呈し、またしても開幕ローテ入りの当確ランプをともせなかった。

 ペナントレース開幕まで10日余り。ルーキーに試練が訪れた。開幕ローテ入りへあと一歩まで迫りながら、足踏みが続く。オープン戦2度目の登板は5回4安打2失点。新人なら及第点のように映る結果だが、加藤は内容を重く受け止めた。

 「今日は結果と内容を求めていたけど、課題が多かった。2死から四球を出して、荒れ球も多かった。安定したフォームで投げられなかったです」

 初回は2者連続三振を奪う最高のスタートを切ったが、次打者に四球。続く二回も2死から四球を与え、攻撃へリズムをつくれない。三回は安打と四球から1死二、三塁のピンチを招き、3番小谷野に2点三塁打を献上した。最後までピリッ   とせず、不完全燃焼のまま降板。予定の6、7回に届かなかった。

 前回14日・楽天戦(明石)も5回3安打1失点ながら98球。試合後に緒方監督から「5回100球はシーズンに入ると厳しい」と指摘されていた。またしても課題克服はならず、指揮官は渋い顔だ。「いいところと悪いところが出た」と評し、開幕ローテ入りについて「判断中」とした。

 現時点で開幕ローテ入りが確かなのはジョンソン、野村、岡田の3人。残り3枠を加藤、床田、九里らで争ってきたが、ここに来て右脇腹の違和感で出遅れていた大瀬良が急浮上してきた。18日のオープン戦初登板で3回2/3を無失点。当初は加藤が予定していた26日・オリックス戦(京セラ)の先発候補にも名前を連ね、逆転ローテ入りが現実味を帯びてきた。

 こうした情勢の中、加藤は自分自身と向き合う。「腕を振ることに集中しないといけないけど、ストライクを取りに行ってしまう自分がいる…」。畝投手コーチは「準備させる」と話し、開幕前にもう一度、登板させる考え。負の連鎖を断ち切り、乗り越えたい。

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