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田中広輔、ラスト侍決定的! 日本ハム・中島辞退で白羽の矢

会沢(右)らとノックを受け、笑顔を見せる田中(撮影・吉澤敬太)  
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 3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の最後のメンバーに、広島・田中広輔内野手(27)の選出が決定的であることが25日、分かった。既に菊池涼介内野手(26)と鈴木誠也外野手(22)が選ばれており、チームでは3人目。広島を飛び出し世界一奪還へ向けて、日の丸を背負ってグラウンドに立つ。

 ラストサムライが田中に決まった。侍ジャパンは24日に、昨年12月に先行発表した19選手に8選手を追加した計27選手を発表した。だが、選出予定だった日本ハム・中島がコンディション不良のため出場を辞退。最後の28人目に関して小久保監督は「野手のところです。早めに発表したいとは思う」と話していた。

 国際大会は、不測の事態が想定される。その重要な内野の中心を担える選手として、新たに注目されたのが広島の背番号「2」だ。

 田中は昨季、主に1番として全143試合にフルイニング出場。打率・265、13本塁打、28盗塁の成績を残した。2番・菊池、3番・丸の「タナキクマル」トリオで、チームの25年ぶりリーグ制覇に貢献した。

 中島の代役にはソフトバンク・今宮も候補に挙がっていたが、昨年10月に手術した右肘の状態などを考慮して招集を断念。田中はJR東日本時代の13年に主に社会人で構成された日本代表として東アジア大会(中国・天津)に出場するなどしたが、プロ入り後は代表経験がない。それでも昨季までの活躍が認められ“28人目の侍”とする方針が決まった。

 田中は23日までは温暖な沖縄で自主トレを行い、この日からマツダスタジアムに隣接する屋内練習場での合同自主トレに参加。石原や会沢らとノックや打撃練習で汗を流し「順調に来ています。これからはけがをしたくないので、しっかりと体を温めてからやっていきたい」と話した。

 この日、菊池が宮崎県日南市での先乗り自主トレでマシン打撃を行うなど、24日までに選出された選手は大会へ向けて着々と調整を進めている。田中も代表入りが確実となったことで、今後はペースを上げていく。

 小久保監督は「長打を期待するというより、しっかり一つの塁を進めていく、そういう野球になる」と戦いの指針を示している。広島は昨季、緒方監督が掲げる、守りをベースに相手の隙を突き、機動力を駆使した野球でセ・リーグを制した。その中心にいた走攻守に高い能力を持つ田中が加わり、世界一を目指す侍の布陣が固まる。

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