小窪が第2戦で先制打 第1戦で出番なしも エルドは激走
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「日本シリーズ・第2戦、広島-日本ハム」(23日、マツダスタジアム)
広島が二回、小窪哲也内野手(31)の適時二塁打で、2戦連続の先制点を奪った。
1死からエルドレッドが左前打で出塁。続いて小窪が打席に立った。フルカウントから6球目。真ん中に甘く入った148キロの直球を強振した。打球は右中間を真っ二つ。エルドレッドも一塁から必死の激走で、一気に本塁まで生還した。
歓喜に沸くベンチに向けて、二塁上の小窪が激しくガッツポーズした。この日は前日からオーダーを変更。右投手・増井に対して緒方監督は、「7番・三塁」で右打者の小窪を起用した。前日2安打の安部を外す大胆な采配も的中。初回1死一、三塁の絶好機をつぶしていただけに、チームにとって大きな先制点となった。