“元黒田専属”倉、“連続出場記録”広瀬が引退

引退が発表された広島・倉義和と広瀬純(右) 9月18日、広島東洋カープ屋内総合練習場にて
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 広島は20日、倉義和捕手(41)、広瀬純外野手(37)の2選手が、球団側に引退の意思を申し入れ、了承したことを発表した。

 倉は京都産業大から、1998年のドラフト5位で入団。プロ入り初年度から1軍昇格すると、長く石原とともに正捕手の座を争った。1学年上の黒田から信頼も厚く、黒田がメジャーに移籍する前では、長い間「黒田専属捕手」バッテリーを組んだ。今季から2軍バッテリーコーチを兼任。19年目の今季はここまで1軍昇格がなく、引退を決断したと見られる。

 また、広瀬は法大時代の2000年に、シドニー五輪の日本代表に選出。翌01年には、逆指名のドラフト2位で入団した。堅実な守備とシュアな打撃で入団初年度から活躍。10年にはゴールデングラブ賞を獲得した。13年には15打席連続出塁のプロ野球記録を樹立。この記録はいまだに破られていない。昨年に続き、今季もここまで1軍出場がなかった。

 なお、引退会見日時は後日発表される。

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