「広島－巨人」（１５日、マツダスタジアム）

　広島の岡田明丈投手（２２）が５回２安打無失点と好投。１点のリードを守り、勝利投手の権利を持って降板した。

　立ち上がりから安定感抜群の投球を披露した。１－０の五回、１死から小林誠に四球を与えると、犠打と暴投で２死三塁のピンチを招いた。長野をフルカウントからの６球目、内角よりの１５０キロ直球で見逃し三振。得点を許さなかった。

　８３球、６奪三振と圧巻の内容。伸びのある真っすぐを武器にＧ打線をねじ伏せた。ＣＳファイナルに向けて、ジョンソン、野村、黒田に次ぐ、４人目以降の先発はまだ決まっていない。力強い投球を見せつけたドラ１右腕が、ＣＳの第４先発へ大きく前進した。