ジョンソン、9回無失点も…チームはサヨナラ負け

9回広島1死満塁、村田を併殺に仕留め雄たけびをあげる広島のジョンソン=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「巨人1-0広島」(23日、東京ドーム)

 先発のクリス・ジョンソン投手(31)は、9回を投げて5安打無失点と好投した。

 初回、先頭の長野を一塁内野安打で出塁させたが、続く橋本の左翼ファウルグラウンドに飛んだライナー性の打球を、左翼エルドレッドがダイビングキャッチ。野手の好プレーで流れに乗ると、二回以降は危なげなく凡打の山を築いた。

 七回は1死から阿部に四球。続く村田の遊ゴロを田中が、ファンブル(失策)して一、二塁を背負ったが、ギャレッドを遊ゴロ併殺に打ち取った。

 打線は四回に無死一、三塁、五回に1死二、三塁…。七回には1死三塁と、9回までに5度走者を三塁に置くなど、再三、得点圏に走者を進めながら、あと1本が出ずホームが遠かった。

 それでも、ジョンソンにとって最大のピンチとなった九回1死満塁を、村田を二ゴロ併殺に打ち取って脱出。「ストライク先行で攻めの投球をしてゴロを打たせた。野手が守ってくれて思ったような投球ができたよ」。マウンドで激しく感情を爆発させるなど、最後まで勝利への執念を見せた。121球。リーグ単独トップの13勝は次戦以降にお預けとなった。

 「スコアリングポジションでも何とか走者を返さないように注意した。1点が試合を左右する。1イニング1イニングを抑えていこうと思って投げた」と先発としての役割を果たし、マウンドを降りた。

 2番手のジャクソンが延長十回、脇谷にサヨナラ本塁打を浴び、ジョンソンの好投は報われなかった。

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