緒方監督、貯金8「優勝にはまだまだ」

 「交流戦、広島6-0西武」(16日、マツダスタジアム)

 広島が完勝で今季2度目の同一カード3連勝。貯金を今季最多の8に伸ばした。先発の野村が6回6安打無失点で、リーグ単独トップの8勝目。緒方監督は「勝ちが付いてきている中で、自信を持って投げてくれた。6回0点は十分。100点満点でしょう」と最大級の評価でたたえた。

 エルドレッドが負傷離脱する非常事態で、攻撃陣はつなぐ意識で加点。三回に3連続四球で8戦連続の先制点を奪うと、四回は下水流の左前適時打、五回には丸、ルナの連続適時打で効果的に得点を重ねた。2カ月ぶりに復帰即、4番に座ったルナは「100%治った。怖さもない。チームを助けることができた」と納得の表情だ。

 八回には菊池がダメ押しの8号2ラン。先制、追加、ダメ押しと、断続的に雨が降り続いた一戦で、投打に集中力を切らさず試合を運んだ。貯金は今季最多の8に伸ばしたが試合後、緒方監督は25年ぶりの頂点へ「優勝するためにはまだまだ、チームが成長していかないといけない。投手にしても、攻撃にしても完成したわけではなく、これからも1戦、1戦、力を付けて成長していかないとね。ゴールに近づいてはいけない。またあした」と早くも、次戦に向けて気を引き締めていた。

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