黒田 プロ20年目で初の3連発被弾

 「交流戦、広島1-6ソフトバンク」(3日、マツダスタジアム)

 広島の黒田博樹投手(41)が4本塁打を浴びるなど、7回8安打5失点で3敗目を喫した。初回、城所に内寄りのツーシームを右翼スタンドに運ばれると同点の三回には柳田、内川、松田の主軸に3者連続本塁打を浴びた。プロ20年目で自身初の3連発被弾となった。

 「3本とも完璧にやられました。変化球のキレもよくなかった。あの3本で流れが一気にいってしまった」

 柳田に真ん中低めのスプリットを狙われると、打球は中堅左に飛び込む特大弾となった。「勝負に行ったところで、高めに浮いた失投なんですけど、見逃さずに完璧に捉えられましたね」。続く内川には低めのスライダーを拾われ、打球は左翼スタンド最前列に到達。さらに松田には内角低めのカットボールを、中堅スタンド右まで運ばれた。

 1試合4被弾は2000年9月6日の巨人戦(東京ドーム)以来16年ぶり。1999年7月31日の巨人戦(広島)では、5被弾で7失点を喫している。メジャーでは、ヤンキース時代の2013年8月24日(日本時間)、レイズ戦に4被弾で、7失点して以来となる。

 これで4月30日の中日戦(マツダ)以降、登板4試合で白星から遠ざかっている。交流戦は昨季3戦3勝と好相性を誇ったが、ソフトバンク打線の一発攻勢に泣いた。カード初戦に敗れ「もともと力がある打線ですが、その中で自分の投球ができなかった。流れ的には勝たないといけない試合。こういう結果になって非常に残念です」と悔しさを隠さなかった。

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