広島の一岡竜司投手（２５）が、結婚することが１５日、分かった。お相手は福岡県在住の会社員（２５）で、同郷の幼なじみでもあるスレンダー美女。すでに球団にも報告を済ませ、週明けに入籍し、近日中にも新生活をスタートさせる。現在は右前腕部を故障しリハビリ中。生涯の伴侶を得て心機一転、早期１軍復帰を目指す。

　守るべき人の存在に、一岡は決意を新たにした。約２年の真剣交際を経て、同郷の幼なじみと結婚する。週明けにも籍を入れ、近日中にも新生活をスタートさせる。故障からの復活を誓って心機一転、夫婦二人三脚でシーズンを戦う。

　「広島に来てケガをすることがあっても、いまもそうなんですけど、ずっと支えられてきた。昔から知っている安心感が、精神的な支えになっています」

　きっかけは広島移籍が決まった２０１３年オフ。地元福岡との距離が近くなったことで、運命的な再会を果たした。同郷の幼なじみで「かわいいタイプ」という、長身のスレンダー美女。右肩痛で戦線離脱した時など、福岡から頻繁に行き来して献身的にサポートしてくれた。この姿に生涯、ともに歩んでいくと決めた。

　キャンプ中に右前腕部を故障。病院の検査で「右浅指屈筋損傷」と診断された。この日は大野練習場で、５５球のキャッチボール。５月中の実戦復帰を目指して、現在も必死のリハビリ生活が続く。「１日でも早くケガを治して、野球に専念できるようにしたいです」。経過は順調で、復活の道筋も見え始めた。

　現在、チームは首位に立つが、依然として中継ぎは手薄な状況。夏場から終盤に向けて、１５０キロ右腕の復帰が不可欠だ。「１日でも早く１軍に上がりたい。まず１００％の完治を目指して、どんどん状態を上げていきたい」と一岡。ともに生き、ともに戦う。輝ける場所を目指して、２人で強く歩んでいく。