黒田ギャレット封じじゃ!米で5奪三振
広島の黒田博樹投手(41)が、2日の巨人戦(マツダ)に先発する。「クリーンアップが1つポイントになる」と、新加入のギャレット、クルーズらを警戒。過去21勝を挙げている宿敵封じで、今季2勝目をつかみ取る。
1日はキャッチボールや短いダッシュ、平地で捕手を座らせての投球、登板前日のルーティンを消化した。前回3月26日のDeNA戦(マツダ)で今季初登板初勝利。中6日で2戦目の登板だ。新たに巨人を率いる高橋監督とはかつて好勝負を演じた。自然と心が燃える。
「よく打たれましたし、技術的には素晴らしかった。どこのチームにも勝っていかないといけないですが、監督になって負けないようにしたいです」
カギは主軸。「あまり覚えてない」と笑うが、ドジャース時代に当時パイレーツのギャレットと対戦。通算14打数5安打(・357)。本塁打も打たれているが、三振は5つ奪っている。「セオリー通りに先頭を抑えてく。そうすれば、とんでもない結果にはならない」と黒田。1つずつアウトを重ねて、チームを勝利に導くだけだ。