ルナが先制3ラン 200勝かかる黒田を強力援護

1回、ルナは左越えに先制3ランを放ち、黒田(左)らナインとタッチを交わす=マツダスタジアム
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 「広島-阪神」(23日、マツダスタジアム)

 広島は初回、エクトル・ルナ内野手(36)の3号3ランで先制点を奪った。日米通算200勝がかかる先発・黒田を援護した。

 阪神先発・岩崎に対し、先頭の田中がフルカウントから四球を選ぶと、続く菊池もフルカウントから四球を選んで一、二塁。続く丸の中飛で一、三塁とすると、4番のルナが打席に立った。

 立ち上がりの制球が安定しない岩崎に対して1ボールからの2球目、内角低めの122キロスライダーを狙った。打球は左翼フェンスをギリギリ越え、スタンドに到達。1日のDeNA戦(横浜)以来、14試合ぶりの一発となった。

 「打ったのはスライダー。なんとかランナーをかえそうという気持ちで打席に立ちました。ホームランになってよかったです」

 黒田が日米通算200勝をかけて臨む一戦。過去2試合は、わずか1得点と打線が沈黙していたが、この日は初回から貴重な本塁打が飛び出した。

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