マエケン交渉解禁…争奪戦ゴング

 米大リーグ移籍を目指す広島・前田健太投手(27)のポスティング申請手続きが完了し、大リーグ全30球団との交渉が10日午後10時(米東部時間10日午前8時)に解禁された。広島が設定した譲渡金を支払う意思のある球団が、前田側と交渉できる。

 前田はこの日、マツダスタジアム内でトレーニング。約3時間、汗を流した。施設見学や直接交渉など、近日中に渡米する可能性は「特にないです」と説明。大リーグ球団との交渉が解禁となったことについては「全部(代理人に)任せているので」と話すにとどめた。

 広島は譲渡金を上限の2000万ドル(24億4000万円)に設定し、今後は、来年1月9日午前7時(米東部時間8日午後5時)までの30日間に交渉が進められる。手を挙げるのは何球団か。MAEDA争奪戦のゴングが鳴った。

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