侍マエケン“メキシコ斬り”へ最終調整

投内連携でホームへ駆け込む日本・前田健太(手前)=台北市立天母棒球場(撮影・西岡正)
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 野球の国際大会「プレミア12」に出場している日本代表「侍ジャパン」が10日、台北の天母球場で全体練習を行った。11日のメキシコ戦に先発予定の前田健太投手(広島)は約3時間、投内連携やキャッチボールなどで、最終調整した。

 台湾は初めて降り立った土地。マウンドの堅さ、傾斜などを入念に確認した。「普通というか、難しいマウンドではなかった。思ったより、いい状態でマウンドに上がれると思う」。好感触を得た一方で、経験豊富な右腕は「また明日になれば、変わるのが国際大会なので」と、警戒も忘れなかった。

 自身、今大会初登板となるメキシコ戦に向けて「チームの雰囲気がすごくいい。しっかり勝利に貢献できるように。自分の投球を心掛けたい。シーズンと同じような投球で、勝てるようにしたいです」と意気込んだ。

 予選1位でのリーグ戦突破に向けて、連勝が求められる一戦。ジャパンのエースは「日本で、たくさんの人が応援してくれている。代表して先発で投げさせてもらうので。とにかく、勝てるようなピッチングをしたいですね」と、一戦必勝を強く誓っていた。

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