「オープン戦・広島－ヤクルト」（８日、マツダ）

　米大リーグ・ヤンキースから８年ぶりに広島に復帰した黒田博樹投手が、初の対外試合に登板し、五回途中、打者１３人をパーフェクトに封じ“凱旋登板”を終えた。

　大観衆の前での“復帰登板”は初回、わずか５球、１分で３人を料理した。二回以降もリズム、制球よく五回１死まで１人の走者も出さなかった。五回、先頭の畠山を空振り三振に仕留め、球数が３９球となったため九里と交代した。

　ベンチに戻る際、ボールをスタンドに投げ入れるサービスも行い、大観衆から大きな拍手が送られた。

　◆黒田の対打者全成績

【一回】

藤井　二ゴロ

川端　遊ゴロ

ミレッジ　三飛

【二回】

畠山　右飛

田中　三ゴロ

飯原　投ゴロ

【三回】

大引　中飛

中村　右飛

荒木　空振り三振

【四回】

藤井　見逃し三振

川端　一ゴロ

ミレッジ　中飛

【五回】

畠山　空振り三振