野村祐が初G倒!広島2年ぶり単独首位

 「巨人1‐4広島」(8日、東京ド)

 広島が同率で並んでいた巨人との初戦を制し、2012年4月9日以来となる単独首位に立った。先発の野村祐輔投手(24)は6回6安打1失点と粘投。プロ3年目で巨人戦初白星をつかみ、今季2勝目を挙げた。ピンチを新球シュートで脱する場面もあり、成長した姿を披露。昨年のCSファイナルSで敗れた借りを一つ返した。

 壁を破った。野村が5度目の挑戦で、初めて巨人から白星を挙げた。「うれしいです。去年この球場で、悔しい思いをした。今年こそは、と思っていた」。静かな口調に熱が入った。

 これまでシーズンで3度。そして昨年のCSファイナルS第3戦に先発した際は、4回2失点で敗戦投手になり、日本シリーズ進出を決められた。「ここで胴上げを見て悔しかった。だから頑張れた」。直球のキレが悪くとも、変化球を低めに集めて耐えた。

 クールだった男が、この日も感情を爆発させた。五回、橋本の右中間適時二塁打で1点差に迫られ、なお1死三塁。代打・矢野、長野を続けて空振り三振に仕留めた。最後に長野をチェンジアップで仕留め、投球の勢いで一回転しながら、右手でグラブをたたいてほえた。

 六回無死一、二塁では、村田を新球シュートで遊直に打ち取り、二塁走者が飛び出し併殺。2死からロペスを見逃し三振に仕留め、再び雄たけびを上げた。「シュートを右打者に強く投げられた。これからも使っていきたい」とうなずいた。

 新球シュート。そして、1日・ヤクルト戦(マツダ)から続く闘志を前面に出す新スタイル。「もう3年目。甘えをなくす」と語る責任感が、マイペースな男を変貌させた。

 野村監督は「自分の投球ができた。緩急を使って力まずやれた」と右腕をたたえた。昨年は8勝14敗2分けと大きく負け越し、CSファイナルSでも屈した巨人を倒し単独首位に浮上。「全員が笑顔で終われるシーズンにしたい」と、23年ぶり優勝へ決意は固い。

 2連勝とした野村。右肩痛に苦しみ、5月に初勝利を挙げた昨年とは見違える好発進だ。「状態は去年よりずっといい。今度はもっと長いイニングを投げたい」。3年目の飛躍へ、満足せずこの勢いを加速させる。

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