栗原、復活猛アピール!逆風で豪快弾

 「広島春季キャンプ」(4日、日南)

 復活を目指す栗原健太内野手(32)が4日、豪快な柵越えで猛アピールした。今キャンプ初のランチ特打を行い、45スイング中5本の柵越え。一昨年に手術した右肘の状態は良好で、力強いスイングを見せた背番号5に、巨人、阪神など他球団のスコアラー陣は警戒を強めた。

 豪快なスイングがよみがえっていた。栗原が放った打球は、きれいなアーチを描き、スタンドに吸い込まれた。逆風の中、45スイングで5本の柵越え。「気持ちよく打つことができた」とうれしそうに汗をぬぐった。

 一から出直す覚悟で臨んでいる今キャンプ。プロ15年目を迎え、通算153本塁打を誇る男は「今年は(柵越えを)意識しながらやっている」と語った。

 これだけ実績がある選手が柵越えにこだわるのは珍しい。だがそれほど今は首脳陣にアピールしなければならない立場。「柵越えにこだわるのは1年目以来かな」と苦笑した。

 一昨年の5月に右肘の手術に踏み切った。その影響で昨年は本来のスイングができず、24試合の出場で、本塁打は0本。しかし今年は右肘に不安はない様子で、「去年と比べると(バットを)振れている感覚がある」と手応えを感じている。

 かつての打撃を取り戻しつつある“元主砲”に、他球団のスコアラー陣は目を奪われた。「昨年は手首をこねていたが、それがなくなっている」と阪神の御子柴スコアラー。ヤクルトの衣川スコアラーは「昨年の今は試行錯誤しながらスイングしていたが、今はきちんと振れている」と警戒心を示し、巨人の香坂編成調査室長は「状態はいいんじゃないか」と話した。

 2日に日南を訪れた前田智徳氏(野球評論家)からアドバイスを受けた。「いろいろ考えながらやるのも大事だが、スイングの速さを求める方が大事」。この言葉で迷いが消え、バットを振ることへの意識を取り戻した。

 一塁のライバルであるキラについては「自分のことで一杯一杯」と笑い飛ばした栗原。4番にこだわるプライドは今はない。定位置奪回へ、目の前の結果を必死に追い続ける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(カープ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス