CSへ…マエケンにフル回転指令!

 マエケンがCS出場へラストスパートをかける。21日からの巨人(東京ドーム)、中日(ナゴヤドーム)との6連戦に向け、広島は20日、マツダスタジアムで全体練習を行い、野村謙二郎監督(47)から前田健太投手(25)へ今季最後のフル回転指令を出した。21日の巨人戦後、中4日で26日の中日戦に登板が有力となったマエケン。エースが勝ち星を積み重ね、CSへの切符を手に入れる。

 グラウンドに出てきた指揮官が、一目散に歩きだした。向かった先は外野付近で調整を行っていた前田健。つかつかと近づくと、山内投手コーチを交え、真っ青に広がった空の下、10分以上の話し合いが行われた。

 練習後、野村監督はエースに伝えた内容を明かした。「明日(21日の巨人戦)勝って、もうひとローテ頑張ってもらおうということ」。“もうひとローテ”とは、今回の6連戦初戦となる21日の巨人戦登板後、今季2度目の中4日で6連戦最後となる26日の中日戦(ナゴヤドーム)に投げてもらうということ。この6連戦の中で、マエケンだけで「2勝」という青写真を描いているのだ。

 今回の6連戦は、今季の野村鯉にとって集大成となる。CS進出の目安となるクリンチナンバーは現在「6」。早ければ24日の中日戦(ナゴヤドーム)でCS出場が決まる。カウントダウンに入った状態だが、最後まで何が起こるか分からないのが勝負事。それだけに野村監督としては、今回の巨人、中日との6連戦でCSへの切符をつかみたい思いが強い。

昨季悔しさバネ 現在8連勝中と絶好調の前田健。指揮官から託された思いは理解している。「できるだけ(CS出場が)早く決まって欲しい。今は投げる試合を勝てている。昨年はそれができなかった」。昨季はチームとともに、自身もシーズン終盤に大失速。その悔しさをバネに成長したエースは、自信に満ちあふれていた。

 対する巨人はマジック1とリーグ優勝を目前に控えている。それでも「自分たちが勝つことが大事なので、そのこと(巨人優勝)は考えない。今まで通りの投球をするだけ」と、自然体で挑むことを強調した。

 自分が勝つことで確実にCS出場へ前進する。残りは11試合。4位の中日とのゲーム差は5・5。「昨年と比べて充実感が違う」。目標に向かって突き進むチーム。それを引っ張るエースは自らにムチを振るい、夢の実現へ最後の力を振り絞る。

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