DeNA・牧を徹底マークしたソフトバンク 五回の継投策は「攻めた采配」糸井嘉男氏が日本シリーズを分析

 「SMBC日本シリーズ2026・第4戦、ソフトバンク4-2DeNA」(28日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが無傷の4連勝で2年連続13度目の日本一に輝いた。第1戦からの4連勝は史上8度目(球団史上4度目)。2年前の日本シリーズで2連勝後に4連敗を喫したDeNAに、今年は第2戦から3試合連続逆転勝利で雪辱を果たした。

 阪神、オリックス、日本ハムで活躍した糸井嘉男氏(デイリースポーツ評論家)は、「やっぱりソフトバンクが強かった。選手層が厚い」とうなり、決勝打を放った柳田を「ここぞの場面で打つのがギータ。さすがだな」と、かつての自主トレ仲間の活躍をたたえた。

 4戦目の試合前、糸井氏が注目していたのは牧だった。DeNAの2番打者は、3試合連続で試合終盤の最終打席に敬遠され、チームは惜敗。3戦目もDeNA1点リードの八回2死二塁で申告敬遠。続く佐野は凡退し、追加点を奪えなかった。

 この日はDeNA1点ビハインドの五回2死一塁で打席へ向かうと、小久保監督は先発左腕の前田悠から2番手の鈴木豪にスイッチ。右腕はベンチの期待に応えて、牧を右飛に打ち取った。「牧選手、DeNA打線を乗せたら怖いと分かっているのでしょう。攻めた采配ですね」と舌を巻いた糸井氏。主砲を警戒し、徹底マークした末に、パ・王者が頂点に立った。

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